巡回展示「宇宙をさわる」
この巡回展示「宇宙をさわる」は、2018年にふれる博物館で開催の企画展「宇宙にさわる」、2019年に明石市立天文科学館で開催の「ユニバーサルデザイン展~やさしい天文展示~」をベースに、一部展示物を追加製作し、全国科学館連携協議会の巡回展示としたものです。
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「地球はどんな姿をしているのだろう」、「太陽系の惑星たちは太陽からどのくらいの距離にあるのだろう」、「宇宙を観測する望遠鏡はどんな形をしているのだろう」。地球や、月、惑星などの太陽系天体の模型や、宇宙を観測する望遠鏡の立体模型など、視覚の有無を乗り越え万人にとって、触ることで理解しやすく、かつ、宇宙を身近に感じられる模型等を展示します。
構成(各展示物について)
立体展示物(9点)
◇「地球儀」 直径約42cm(縮尺:約3000万分の1)
◇「月の3D模型」 直径約20cm(縮尺:約1700万分の1)
◇「火星の3D模型」 直径約20cm(縮尺:約3400万分の1)
◇「小惑星イトカワの3D模型」 長径約7.5cm(縮尺:約6700分の1)
◇「小惑星リュウグウの3D模型」 直径約15cm(縮尺:約6700分の1)
◇「太陽系の広がり(ロープ)」 冥王星までで長さ約6m(縮尺:約1兆分の1)
◇「惑星の大きさ比べ(惑星ボール)」 木星で直径約10cm(縮尺:約14億分の1)
◇「すばる望遠鏡模型(2台)」 精密バージョン、シンプルバージョン)/幅約30cm×奥約25cm×高約25cm(縮尺:約110分の1)
点図パネル(3点)
◇サイズ:A4サイズ(横21cm×縦29.7cm)
◇「点図(月)」、「点図(木星)」、「点図(土星)」
解説パネル(16枚)
◇サイズ:A4サイズ(横21cm×縦29.7cm)
◇墨字+点字
◇「地球」、「月の模型」、「火星の模型」、「小惑星イトカワ」、「小惑星リュウグウ」、「太陽系の広がり(太陽から惑星までの距離)」、「太陽」、「水星、金星、地球、火星」、「木星、土星」、「天王星、海王星」、「冥王星」、「惑星の大きさ比べ」、「月の点図」、「木星の点図」、「土星の点図」、「すばる望遠鏡」
その他パネル(2枚)、他
◇サイズ:A2サイズ(横42cm×高59.4cm)
◇墨字のみ
◇「ごあいさつ」、「エンドロール(展示監修者、謝辞)」
映像、音声コンテンツ
※準備中
関連情報(参考サイト、資料等)
月の3D模型・火星の3D模型について
◇A Touch of the Universe サイト(https://www.uv.es/astrokit/index.html)
→ 月と火星の模型の解説があります。
◇月の模型について(https://drive.google.com/drive/folders/0B97N4FKceaIbT2dHbGZndDJiYmM)
→ 月の模型はNASAのクレメンタイン探査機のデータをもとに作られました
◇火星の模型について(https://drive.google.com/drive/folders/0B97N4FKceaIbUXZIYnVLRi0zVjg)
展示監修者
自然科学研究機構 国立天文台 天文情報センター 臼田- 佐藤 功美子
社会福祉法人 日本点字図書館附属 ふれる博物館 川島 早苗
明石市立天文科学館 井上 毅
明石市立天文科学館 鈴木 康史
仙台市天文台 郷古 由規
謝辞
本展示物の制作にあたり、関係各位・機関等にご協力をいただきました。ここに厚くお礼申し上げます。
地球儀 | 製作:公益財団法人日本チャリティ協会 所蔵:社会福祉法人日本点字図書館 |
月・火星模型 | データ提供:”A Touch of the Universe”(by Dr.Amelia Ortiz-Gil et al., University of Valencia Astronomical Observatory, Spain) 造形:神澤富雄(国立天文台 先端技術センター) |
イトカワ・リュウグウ模型 | データ提供・造形:荒木博志(国立天文台 RISE 月惑星探査プロジェクト) |
すばる望遠鏡模型 | データ提供:中山弘敬(国立天文台 4D2U プロジェクト) |
太陽系模型 | 提供:Dr. Pedro Russo et al., EU-Universe in a Box 所蔵:Lina Canas, 国際天文学連合 国際普及室 (IAU OAO) |
月・木星・土星点図 | 製作:筑波技術大学情報・理数点訳ネットワーク 提供:嶺重慎(京都大学大学院 宇宙物理学教室) |
今後の開催予定
※準備中
お問い合わせ
明石市立天文科学館(担当:鈴木)
〒673-0877 明石市人丸町2-6 / TEL:078-919-5000