特別展「プラネタリウム博覧会~世界のプラネタリウム大集合!~」

あなたの知らないプラネタリウムが大集合! 世界のプラネタリウム、学校に設置された小型プラネタリウム、天文時計など、プラネタリウムに関係する珍しい資料を展示します。

プラネタリウム100周年記念事業公認企画


zeiss planetarium Bochum(画像提供:松井瀬奈)

会期

2024年7月20日(土)~ 9月8日(日)

会場

天文科学館 3階 特別展示室/14階 展望室/2階 プラネタリウム前室

主催

明石市立天文科学館

展示内容

プラネタリウム前史 他【3階 特別展示室エリア】

近代的なプラネタリウムは、天球儀と天体運行儀が合流した形になっています。近代的なプラネタリウム誕生までの歴史について、パネルを中心に紹介します。
また、オランダにある世界最古のプラネタリウム「アイジンガー・プラネタリウム」をモデルとして製作された天文腕時計「ロイヤル・アイゼ・アイジンガー リミテッド エディション」などの貴重な天文時計3点や、リアルタイムで星座板が動いて現在の星の位置が観察できる大型の時計シチズン「コスモサイン900」、天体の運行を再現するプラネタリウム投影機(ミノルタプラネタリウムMS-10)の惑星棚を展示します。その他に、学校などで使われた小型プラネタリウムや江上式星座投影機、恒星の位置に穴を開け外からの光で星が輝いて見えるアトウッドタイプの天球儀の体験コーナーもあります。

世界のプラネタリウム【3階 観測資料室エリア】

プラネタリウムが大好きすぎて、現在ドイツに「プラネタリウム留学」中の松井瀬奈さんによる世界のプラネタリウム紹介や、ウクライナ・ハルキウ・プラネタリウムの解説員、オレナ ゼムリャチェンコさんによるウクライナのプラネタリウム紹介の他、プラネタリウム100周年記念行事で発行された「The Stars Were Just the Beginning The Planetarium turns 100 edited by Volkmar Schorcht」に記載されている世界各地の28のプラネタリウムを、天文科学館・井上館長による世界のプラネタリウム紹介動画とともに、展示します。

プラネタリウムのイラスト【14階 展望室エリア】

プラネタリウムイラストレーター・八王子さんのイラスト(およそ100点)や、明石市在住の洋画家・三浦信男さんが明石の老舗洋菓子店くるみやの「おたより」 シリーズの箱のために描いた『星空と天文科学館』や『プラネタリウム』の原画を展示します。

プラネタリウム100周年の歴史【2階 エリア】

日本プラネタリウム協議会・日本のプラネタリウム史ワーキンググループが制作したプラネタリウム100周年の歴史解説パネルを展示します。
また、プラネタリウム待合室には、プラネタリウム投影機の基本的な動作を表現した展示模型や、実際に使っていた恒星投影機、恒星シャッター、日食・月食投影機、月投影機の実物も展示しています。