【終了しました】高校生によるプラネタリウム解説動画配信

高校生によるプラネタリウム解説動画を配信します!

配信開始日時

2021年12月18日(土)13時00分

内容

県内10校・64名の高校生たちが作成したプラネタリウム解説動画を配信します。
※ 参加校は、加古川西高等学校/神戸甲北高等学校/神戸高等学校/明石北高等学校/小野高等学校/宝塚北高等学校/尼崎小田高等学校/ 啓明学院高等学校/北条高等学校/舞子高等学校
※ 県教育委員会と県内のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校が実施主体となる「兵庫『咲いテク』プログラム」のひとつ。 明石北高等学校が主催、天文科学館との協同により実施するものです。

配 信

天文科学館YouTubeチャンネルで配信します。
ご覧になる動画を下の表から選んでください。

解説動画① → こちらから

・ はじめに(担当校[明石北高等学校] 戸塚教諭あいさつ)
・ 明石北高等学校(探査機/天文学の歴史/ブラックホールの不思議)
・ 小野高等学校(おうし座/わかりやすいてんびん座の神話)

解説動画② → こちらから

・ 尼崎小田高等学校(おとめ座について/夏に見られる冬の誕生星座 いて座/黄道12星座/神話~ふたご座~/ブラックホールとホワイトホール)

解説動画③ → こちらから

・ 加古川西高等学校(流星群)
・ 啓明学院高等学校(月在住かぐやちゃんによる『地球の歩き方』絶景版/Voyager/ふたご座と流星群)
・ 神戸高等学校(生命が誕生する可能性のある星)

解説動画④ → こちらから

・ 神戸甲北高等学校(走れレラプス/おおいぬ座)
・ 宝塚北高等学校(惑星のパレード)
・ 北条高等学校(第2の地球について)
・ 舞子高等学校(消えた星座)

※ 天文科学館YouTubeチャンネルはこちら
※ 参考)2020年度の高校生プラネタリウム解説動画はこちら

【講評】(天文科学館長 井上 毅)

昨年に引き続き、動画制作という形で高校生のみなさんにプラネタリウムの解説体験をしていただきました。
各校のみなさんにはそれぞれのタイミングで天文科学館を見学いただき、オンラインで講座を受講し、その後、 それぞれのタイミングで学芸員からオンラインでアドバイスをおこないました。
こうした方法は、コロナ禍ゆえに編み出したいわば苦肉の策だったのですが、意外にも参加の敷居が下がる効果があったようで、参加校も昨年から増えています。 定期テストや学校行事など多忙な高校生活で時間のあまりない中、生徒のみなさんは頑張ってくれ、充実した作品がそろいました。
元気な作品、学術的な作品、エキセントリックな作品、高校生らしいのびのびとした作品たちを拝見して、何より楽しんで動画を制作したことが伺え、 とても楽しい気持ちになりました。私たちの取り組みとしても今後につながるものになったと思います。ありがとうございました。

活動内容-プラネタリウム解説動画配信までの道のり-

① プラネタリウム投影見学
まずは、プラネタリウム解説について知るために、各校ごとに明石市立天文科学館に来館し、プラネタリウム投影の見学をしてもらいました。 投影機や解説台について学芸員から説明を受けた他、これからのスケジュールや、作成する動画についても確認をしました。
プラネタリウムのしくみについて学芸員の話を聞く高校生たち

プラネタリウムのしくみについて学芸員の話を聞く高校生たち

活動内容-プラネタリウム解説動画配信までの道のり-

② オンライン講座
10月30日に、Zoomによるオンライン講座を開催しました。講座の内容は「プラネタリウム解説について」と「動画コンテンツ作成について」です。「プラネタリウム解説について」では、プラネタリウムの歴史や、話題の構成について学んだり、人が面白さを感じるのはどういうときかを考えてもらったりしました。また「動画コンテンツの作成について」では、Microsoft社のプレゼンテーションソフト「Power Point」をつかって動画を作成する方法を学びました。なお、作成する動画は、
・ 1つの動画 140 秒(2分20秒)以内。
・ 解説テーマは、季節の星空の他、ある場所の星空(南半球など)、好きな天体(恒星・星雲・星団など)なども OK。
としました。

オンライン講座のようす

オンライン講座スクリーンショット

③ プラネタリウム解説動画の作成
解説動画の配信に向けて、各校・各グループで動画の作成を進めていきました。12/3を一次締切とし、12/3~16の期間には、各校と天文科学館でZoomミーティングを行い、その時点での動画や作業の状況を確認しながら、動画の完成に向けて、学芸員からアドバイスをしたりしました。