辰鼓楼の特別展終了しました

7月15日まで開催しておりました特別展「ときあかせ辰鼓楼・機械時計の謎」無事展示が終わり、安堵するとともに一抹の寂しさもあります。関係する方々の特別な協力により、良い企画になりました。
出石からも多くのご見学をいただき、恐縮するばかりです。反響も大きく、いろんなつながりの方々と交流することができ、今後の調査にも大きな力になるとおもいます。私自身も大変勉強になりました。特に出石の藩校(弘道館)など教育の役割はとても大きいと感じました。辰鼓楼だけではなく、出石全体として文化の土壌があったことと思います。今後はそうした文化的背景も含めた調査がすすむと思います。辰鼓楼の調査が、地域の歴史の豊かさを再発見するきっかけになるかもしれません。ひいては聞活きの活性化や兵庫県内での大きな連携につながる可能性も秘めています。当館のような博物館が、資料収集、調査研究、教育普及という博物館活動を通じて、地域の課題解決に貢献できるということは大きな喜びです。関係するみなさま、引き続きよろしくおねがいします。

7月20日からは特別展「プラネタリウム博覧会」を開催します。かなり貴重な資料や情報を展示しますよ。お楽しみに!

追伸)この後、ドイツで開催される国際プラネタリウム協会のカンファレンス参加します。ドイツのプラネタリウムや時計などしっかり勉強してきます。内容は、こちらのブログでもご報告しますね。

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